タルク星の人々
 
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■はじめての方は

 ようこそ「タルク星」へ。
 タルク星開発初心者のあなたは、まずは以下の順序で、タルク星を
作ってみてください。

 エディタはすごく簡単に使えるので、楽しんでやってみてね。

 まずは、あなたの「村」を作ってみましょう。

 村を作れるようになれば、こういうことができます。


・友達や家族の名前のキャラクタを置いて、しゃべらせる

・日記風に、マップを追加していく

・自分の言いたいことを、キャラクタにしゃべらせる

・自分の世界を表現する


 それではやってみましょう。


●1・マップをデザインする

 まずは、「メイン」タブから、「地形」ボタンを押して、
配置したい地形を選んで、マップに好きなように塗ってみてください。

 地形には数種類のセットがあります。
 セットは好きなものを選べますが、1つのマップには1つのセットだけを
使うことが可能です。

 キャラクタや構造物は水の地形に置けないので、キャラクタを
どこに置くかということを考えて、地形をデザインしてみよう。

 道を作ったり、島を作ったり、好きにデザインしてみよう。


※地形の中には、歩くだけで体力が減るものもあります。

※水際は必ず決まった地形になります。


●2・構造物を配置する

 地形が出来たら、今度は木や家などの「構造物」を置いてみましょう。
 メインタブ画面の右上の「構造物」ボタンを押し、置きたい構造物を選択して、
左クリックでセルの上に設置します。
 一度置いた構造物を消したいときは、SHIFTキーを押しながら左クリックです。

 水の中には構造物を置けないので、気をつけて。

 いろいろな構造物を置いて、マップを飾ってみてね。


 自分の家を置いて、そのまわりの庭を飾ってみたり。

 友達の家を自分の家の隣に置いてみたり。

 木でマップを飾ってみたり。

 ダンジョンに石柱を置いてみたり。

 いろいろ置いてみましょう。


●3・キャラクタを配置する

 次は、キャラクタを置いてみましょう。
 メインタブ画面の右上の「キャラクタ」ボタンを押し、置きたいキャラクタを選択して、
左クリックでセルの上に設置します。

 一度置いたキャラクタ消したいときは、SHIFTキーを押しながら左クリックです。

 キャラクタにはいろいろな種類がいますが、基本は3種類です。


1・タルク星人

 お話好きな、平和主義星人。
 頭に赤いポッチのついた、かわいい種族です。

2・ダルク星人

 邪悪なこころを持った星人。
 黒い色をしていて、攻撃的な種族。
 怪物の種類もいます。

3・アルク星人

 知的で気高い精神を持つ星人。
 頭がとんがっています。


 それぞれの星人は、3つの星の間を行き来しており、
 ダルク星人とアルク星人は対立しています。
 タルク星人はその仲介役です。
(しかし、お話をどう設定するかはあなたの自由!)

 そのほかは脇役キャラですが、キャラクタは今後も
追加されていくので、お楽しみに。


●4・キャラクタのセリフを設定する

 キャラクタを配置したら、キャラクタをクリックしてみてください。

 そうするとキャラクタの設定ウィンドウが開きます。

 ここで、とりあえずセリフを入力してみてくださいね。

 「ページを増やす」を押せば、改ページして、セリフをしゃべらせる
ことができます。

 セリフを設定したら、OKを押します。

 そして、右上の「保存」を押して、マップをセーブしてください。


 ここでいったん、ページの下にある「テストプレイ」を
クリックして、作ったゲームを遊んでみてくださいね。


 あなたの作ったマップとキャラクタが、ゲームとして動き出します!


●5・マップを追加する

 ひととおりマップを作れるようになったら、今度はマップを
追加してみよう。

 マップの端にある出っ張りをクリックすると、
「マップを追加しますか?」というウィンドウが出るので、
「はい」を選んでください。

 それで出っ張りの方向にマップが追加されます。

 追加したマップは、「全体マップ」で確認することができます。


 こうして、どんどんマップを追加して、世界を拡大していって
みてくださいね。


■慣れてきたら…(中級者には)

●隠しアイテムを設置してみよう

 「その他」の配置物の中にある「隠されたメッセージ」アイテムの手紙は、
エディタでは配置が見えますが、ゲームでは見えなくなります。

 ゲームではZキーで穴を掘る動作をしますが、その操作をすると、
手紙が見つかります。

 配置したキャラクタに「○○の近くになにか落ちてたよ」

というように指示をさせたりして、プレイヤーに手紙を見つけさせてみましょう。


●セリフをランダムにしゃべるようにしてみよう

 「キャラクター設定」のメッセージタイプを「ランダムに変わる」に設定して、
「メッセージを増やす」ボタンでメッセージを追加していこう。

 すると、そのキャラクタが追加したセリフをランダムで話すようになります。


●話しかけた回数でセリフが変わるようにしてみよう

 「キャラクター設定」のメッセージタイプを「回数で変わる」に設定して、
「メッセージを増やす」ボタンでメッセージを追加していこう。

 話しかけた回数によってセリフが変わるようになります。

 シーン進行と組み合わせて使ってみましょう。

●扉と鍵を配置してみよう

 配置できるモノの中では、「扉と鍵」があります。

 これらは対応していて、鍵を持っていれば、扉を開けることができます。
 これを使うことによって、


「今までまわったところは、扉がジャマをしていて先に進めないところが多かった…」

「でも鍵を取ったら、そのすべての扉を開けて先を見ることができる!」


というしかけを作ることができます。

 鍵はマップに置くこともできますし、キャラクタからもらう設定もできます。

 またこの「扉と鍵」と同じ関係の

・岩と魔法の杖

・切り株と斧



がありますので、



「今までまわったところは、扉と岩がジャマをしていて先に進めないところが多かった…」

「しかし、鍵を取ったので、すべての扉を開けて先を見ることができる!」

「さらに、魔法の杖を取ったら、すべての岩を消して先を見ることができる!」


というような、ことができますし、また、


「今までまわったところは、扉がジャマをしていて先に進めないところが多かった…」

「しかし、鍵を取ったので、すべての扉を開けて先を見ることができる!」

「だが、扉の奥には岩がふさいでいるところがたくさんある…」

「しかし、魔法の杖を取っので、すべての岩を消して、さらに先を見ることができる!」


というしかけも作ることができます。

 ぜひあなたのストーリーのしかけに盛り込んでみてください。


●主人公を危険にさらしてみよう

 配置したキャラクターのタイプを「敵キャラ」にすると、主人公に対して石や火の玉で攻撃してくるようになります。

 石や火の玉に当たると、主人公はダメージを受け、上の体力ゲージが真っ赤になると、
ゲームオーバーになります。
 このダメージの段階は、投げるもののスピード、投げる間隔、ダメージの強さで、細かく設定することが出来ます。
(キャラクター設定から設定することができます)

 また、地形には主人公がダメージを受けるものがあります。
 「荒地」の一部の地形等、配置して試してみてくださいね。

 さらに、マップに入るだけで、ダメージを受ける設定も作ることができます。
 これは、メインタブの右下の「マップダメージ」プルダウンで、受けるダメージを設定できます。

 こうしたダメージは、アイテムの「盾」を取ることにより、軽減することができます。
 「盾」は3種類あり、大きなものほど受けるダメージが少なくなります。

 また、敵は「剣」を手に入れることにより、倒すことができます。
 「剣」も3種類あり、大きなものほど、与えるダメージが大きくなるので、早く倒すことができます。

 アイテムの「ハート」は、主人公の体力を回復します。
 大きなハートはより多く体力を回復できます。

 アイテムの「薬びん」を設置することで、スペースキーで主人公の体力回復ができます。
 大きな薬びんは、小さな薬びん10個分です。


 主人公にダメージを与えるものを配置して、


「剣や盾、薬びんのアイテムがないと超えられない場所」


を作りましょう。

 危険な場所を作ればプレイヤーをドキドキさせることができますし、
プレイヤーにアイテムを集めさせる動機を作ることができます。


●収集物を配置してみよう

 マップ上には、以下の3種類の収集物、コレクションアイテムを配置することができます。


・クリスタル
・コイン

・金塊


 これらの数は、ゲームクリアの条件にすることができます。

 収集アイテムは地面に配置することができ、また、キャラクタからもらう
設定にすることもできます。

 収集アイテムは、「扉と鍵」、敵と組み合わせることによって、複雑なお話を作ることが
できるようになりますので、ぜひ挑戦してみてください。


●エンディングを用意しよう

 「キャラクター設定」の「オプション設定」で、「エンディングの判定をする」にチェックを
入れると、エンディング条件を判定します。

 そのとき「OP/ED」タブの、エンディングのところにある「エンディング条件」で、
収集アイテムがすべて0の場合は、エンディングに移行します。

 エンディング(とオープニング)にはメッセージを複数ページ入れることができるので、
エピローグを作ってみるのも面白いですね。

■もっと高度なお話を作りたい!(上級者向け)


●時間制限をつけてみよう

 「キャラクター設定」の「メッセージオプション設定」でタイマーの発動と解除を設定することができます。

 タイマーの秒数を設定すると、そのキャラクタとの話を終えたときから、カウントダウンが始まります。
 つまり、「死の宣告」です。

 タイマーが0になるとゲームオーバーになります。

 「メッセージオプション設定」の「タイマーを解除」にチェックを入れたキャラクタに話しかけると、
カウントダウンは解除されます。

 この機能を使って、


・呪いをかけられたので、牧師さんのところにいかなければ!

・あるものを時間内にあるキャラクタに届けないといけない!

・病気になり、お医者のところにいかないといけない!


などなど、時間制限のあるイベントを作ってみましょう。

 プレイヤーをハラハラさせることができますよ。


●シーンを作ろう

 シーンとは、マップごとに作れる「場面」のことで、番号で管理されます。
 物語の進行をこれで管理することができるようになります。

 シーンごとに、「キャラクターの配置」と「落ちているアイテム」を設定することができるので、
例えば、


・ある人に話しかけたら、道をふさいでいた人がどいた

・ある人に話しかけたら、新しいキャラクタが別のマップに発生。重要なことを教えてくれる

・ある人に話しかけたら、別のマップにアイテムが配置される


というようなしかけを作ることができます。

 具体的には、「シーン1」では道をふさぐ場所に配置されていたキャラクタが、
あるキャラクタに話しかけ、「シーン2」に進めば、別の位置に配置される、
というような流れになります。

 これを連続させて、お話の流れを作ることができます。

※マップ移動をしないとシーンは切り替わらないので注意しましょう


 シーンの追加はメインタブの、「シーンを追加」でできます。
 「シーンを削除」で、選択中のシーン番号を削除できます。

 シーン番号を進めるには、「キャラクター設定」の「メッセージオプション設定」で進める数を設定します。

 シーンを追加すると、キャラクターとアイテムは追加したシーン番号から一番近く若い番号の
シーンをコピーします。

 そこから、キャラクターやアイテムの配置を変えたり、セリフを変えたりして、お話の進行を表現してください。


●シーンの高度な使い方

 シーンは1ずつでなく、任意の数字を進めることができます。

 これを使い、シーンを分岐させることができます。
 つまり、2択のお話を作ることができるということです。

 シーン作りに慣れてきたら、分岐のあるお話を作ってみましょう。

 ではさっそく、作ってみよう!














































まずは道を描いてみよう


マップを伸ばす方向へ道を描きます


4方向に道がつながりました



おうちを置いてみました


木を置いたら森の家っぽくなりました


キャラクタを置いてみました


看板やお墓を置いてみました

















セリフは、とりあえず書くだけ


置いたキャラクタ全部にセリフを入て…


村が豊かになってきました



この要領で、マップを追加していきます




手紙マークが隠しアイテム


ゲームで掘ると…


設定したメッセージが出ます



障害物で道をふさぎます


扉と鍵は対応しています























































荒地のマップはダメージの予感


いかにも危険そうです




































部屋を区切って、宝を置きましょう


敵が宝を守っている感じで


オープニングとエンディングを設定




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